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こんばんはカスヤです。
突然ですが、何か分かりますか?
フックがあっちにもこっちにもそっちにも付いていますが・・・
正解は、コート掛けです!
日本における住まいの歴史や服装の歴史にからすると、実際に使用する機会は、
お店や職場などの住居以外のところが多いかもしれませんが、
欧米諸国を中心として海外ではかなり一般的なものです。
構造は至ってシンプルで、一本の支柱がありその四面に足とフックがそれぞれ付いています。
重い家具などの脚に用いられることが多い「バン・フット」と呼ばれるものが付いており、
華奢なデザインながらも安定感を感じるデザインです。
このコート掛けは、おそらく1930年代から40年代頃の物かと思われます。
年代を推測するにあたり、当時はやっていたかどうかという点とネジ(ビス)の形状がポイントとなりましたが、
ネジについて改めて掘り下げてみたいと思います。
大きく分けてプラスとマイナスの二種類がございますが、プラスのネジがj開発されたのが、1935年頃。
それを境とする事で年代を見分ける目安となります。
但し木製家具は機械とは異なり、締める・留めるの役割を果たせば他の物でも代用できるため、
修理の際にあえて、マイナスをしようして古く見せたり等、マイナスネジ=古いとはなりません。
こちらについているネジは全てマイナスですが、これは結構信憑性が高いと思われます。
現在プラスネジとマイナスネジの割合は9:1と言うレベルまで逆転しているそうですが、
その1割のマイナスネジは明確な理由があって使われています。
その理由は・・・これは何かの機会に取っておきたいと思います!笑
ではでは
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